「阪神カップ」を考えてみた。

では軽く。

第13回を迎える「阪神カップ」。こちらが出馬表。

そして近年の1-3着馬はこんな感じ。JRDV.spより拝借です。

t1

2013年以前は圧倒的に「マイルCS」組が強かった。しかも「マイルCS」での人気も着順も関係ない、感じ。で、2014年以降は少し流れが変わった感。もちろん「マイルCS」組も来てはおります。2015年から前走着順2桁の馬は馬券に絡んでおりません。2016年、2017年は「前走G1組」が全て1-3着。そして「リピーターレース」ということ、くらいがこの表で見て取れる内容かな。

これらの傾向から浮上してくる馬を拾ってみよう!

拾うのは、、

・前走G1組で着順が1桁

・「リピーター」

これに該当するのは3頭。

⑨ラインスピリット(前走G1で3着)

⑮ジュールポレール(前走G1で6着)

⑦シュウジ(リピーター/一昨年の優勝馬)

の3頭となりました。

過去の傾向からの検証はここまで。

次は「過去10年、阪神芝内回りBコース&開催5日~8日」の傾向をチェック。

【種牡馬】傾向

複勝率をみると「ディープインパクト産駒」「ハーツクライ産駒」「ジャンポケ産駒」「キンシャサノキセキ産駒」が3割超。勝率は「ハーツクライ産駒」ですが、今回「ハーツクライ産駒」の出走は無し。よって、勝鞍1位の「ディープインパクト産駒」を最上位にピックアップしましょう。

今回「ディープインパクト産駒」は

⑩サトノアレス

⑬ケイアイノーテック

⑭ワントゥワン

⑮ジュールポレール

の4頭。

そして「キンシャサノキセキ産駒」は「リピーター」の⑦シュウジ

この5頭のうち、先にみた「阪神カップ」の傾向に合うのは

⑮ジュールポレール

⑦シュウジ

では、さらにみていきます。

【脚質】&【上り3F】傾向

【脚質】は「逃げ」、【上りの脚】はやはり上位が良い。

今回「逃げ」そうなのは、、、どれ??(汗

枠順的に③ダイアナヘイローかな。。

【上りの脚】がありそうなのは、、

⑤ムーンクエイク

⑩サトノアレス

⑭ワントゥワン

ですかね。

最後に【年齢】を。これは過去の「阪神カップ」でみます。過去10年。

年齢による偏りは感じません。8歳はダメだけど、今回8歳馬の出走は無い。3歳馬の結果に特徴あり、です。それは、過去に1-3着に入った3歳馬は前走が【G1】だった、ということ。今回3歳馬は2頭出走。

②ミスターメロディ

⑬ケイアイノーテック

前走が【G1】だったのは⑬ケイアイノーテックです。

ただ②ミスターメロディは切り難い(^^;

だって「藤原英昭厩舎」x「Cデムーロ」x「しがらき」ですからね。

で、⑬ケイアイノーテックにはさらに推せる点があります。それが、これ。

「過去10年の【阪神カップ】の馬番別成績」です。

13番、凄い(笑

では、最後に「位置取りャー」的考察。

今日の阪神芝の「位置取りシート」傾向は、

7R,9Rが「芝の長距離戦」なので少々軽視。とはいえ、芝の「位置取り」傾向としては「中」より内目がみてとれます。

有力なポジション、と言えそうなのは「最内1番手」。印的には「テンマーク」「+」マーク、「後3F地点」でリストアップされている、かな。

TARGET frontier JVでみると、

馬券対象馬、全15頭中11頭が「中」より内目に陣取った馬ですね。

では【阪神カップ】の「位置取り」を公開されているビューワで。

t2

「中」より内目に陣取ったのは、

②ミスターメロディ(最内1番手)

④ヒルノデイバロー(最内2番手)

⑮ジュールポレール(内1番手)

⑭ワントゥワン(内2番手)

⑫レーヌミノル(内3番手)

③ダイアナヘイロー(中1番手)

⑯ベステンダンク(中2番手)

①ダイメイフジ(中3番手)

の8頭ですね。

最後の最後に【騎手】傾向と今日の阪神芝の【出目】(枠・馬番)を確認しておきます。

【騎手】傾向

外国人ジョッキー絶好調!

そして「藤原英昭」厩舎x「Cデムーロ」凄い・・・

【出目】

1-3番、15番以降は来ておりません。ただピンク帽(8枠)は来てますね。

では、印の優劣をつけていきましょう。

本命:②ミスターメロディ

対抗:⑮ジュールポレール

単穴:⑭ワントゥワン

注:⑥ムーンクエイク

△1:⑨ラインスピリット

△2:③ダイアナヘイロー

△3:⑦シュウジ

△4:⑫レーヌミノル

△5:⑮ベステンダンク

他⑬、①、⑫などなど、体力がある限り手広く。

です!

「有馬記念」を考える②

いよいよ、明日は「有馬記念」

今日の”考える”は「有馬記念」の舞台となる【中山芝2500m】の掘り下げでを。期間は過去10年。条件は少し絞って「開催5日~8日+Aコース」で検索です。

【種牡馬】傾向

「ステイゴールド産駒」優秀ですね。今回の出走馬の中で「ステイゴールド産駒」はこの2頭。

①オジュウチョウサン

⑤パフォーマプロミス

【馬番】傾向

やはり「外目」はよろしくない。「有馬記念」自体の傾向と同じですね。

【脚質&上がりの脚】傾向

「マクリ」が意外と効くようですね。「上り3F」は1位が良い。ちなみに「マクリ」の定義をTARGET frontier JVの【用語解説】で検索すると、こう出てきます。

>2角や3角で後方に位置し、4角で1番目のグループにいるする場合はマクリと判定されます。

とのこと。

今回の出走馬の中で「マクリ」な馬は

③モズカッチャン

デビュー3戦目の小倉芝1800m(16頭立)で「12⇒12⇒9⇒4」で1着。上りは最速。

⑩ミッキースワロー

デビュー2戦目の中山2200m(18頭立)で「14⇒15⇒16⇒5」で1着。6着に敗れた【菊花賞】も「11⇒11⇒11⇒3」と「マクリ」な脚ですね。ちなみに、この2戦とも上がりは最速です。

【騎手】成績を今回出走する騎手のみでみていきます。

「池添さん」。連対率、複勝率も良いですけど、これはオルフェーヴルで2勝、ドリームジャーニーで1勝のおかげ。つまり馬が強かった、ってことで割引。

次に「戸崎さん」。ジェンティルドンナで「有馬記念」を勝ってます。この時は4人気での勝利。ざーっと、戦績みると人気通りな成績です。

で、注目すべき点は「人気より上に着を持ってくる」という点。騎乗数も多く、この点に合致するのは「岩田さん」ですね。騎乗数が少ない、ということを無視すれば「C.デムーロさん」。騎乗した4戦、全て人気より上の着順に持ってきていることは評価したい。同じく「H.ボウマンさん」もです。もちろん「C.ルメールさん」も!1着こそないものの「有馬記念」では2着が3回。この3頭の人気は8人、10人、7人です。ただ「人気信頼度」はそれほど高くありません。1人を2着、3人を16着などがある。今回騎乗するのは現在1人気(おそらく最後まで1人気)の⑫レイデオロ

さてどうかな??

馬番もそれほど強調出来ない12番だし。

ここに載っておらず、有馬で騎乗する騎手は、

B.アヴドゥラ⑥サトノダイヤモンド

O.マーフィー⑪ミッキーロケット

の2名。

日本での騎乗数は少ないものの、2人とも「中山」での成績は悪くないです。詳細は騎手名をクリックして御確認くださいませ。

「位置取りャー」の私が一番重要視するのが「位置取りシート」。JRDB飯村さんもTwitterで呟いておりますが、既に「位置取りビューワー」では「位置取り」が確認出来ます。もし、明日も変わらないようであれば、当初から狙っていた馬で良さそう(^^)「有馬」では好成績を残しているポジションに陣取ったしね。

その馬は、当コラムでもピックアップしております。

では今回はここまで。

後程、阪神カップ、予想します!